「食材の在庫が多い店の料理はまずい」。考えさせられた言葉。

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先日、料理人の方々と食事。

いろいろと興味深い話を伺ったのですが、
その中で、一番ぐさりときたのが、
「食材の在庫が多い店の料理はまずい」
との言葉です。

はやっている店ほど、料理のための食材が必要。
しかしそうした店は、必要な分だけ発注して、
消費していくので、鮮度もよく、無駄が出ない。

しかしそうでない店は、必要以上に発注し、
冷蔵庫、倉庫などに在庫を保管し、
その存在を忘れたり、期限を切らしたりして、
無駄にしてしまい、原価を上げてしまったりするそう。

人の注意力、管理能力というのは、
機械、コンピュータを使っても
限られており、その範囲を超えると、
料理を作るところや接客などの面で、
気の回らないところが出たりすると。

自分が管理できる種類と量をしっかり把握して、
その範囲で、食材を使い、流し続けることが肝心。

これは何も調理の食材の管理に限らず、
人生のあらゆる面においても
言えることではないかと感じました。

冷蔵庫にいろいろな食材、調味料を
ほおりこんで、詰めっぱなし。
忘れてしまい、いつの間にか無駄にしたり、
「化石」を作ってしまう。

大きな無駄です。

これと同じことを人生の他の場面で
もしかしたらやってしまっているのかもしれません。

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この記事を書いた人
niki

35年以上にわたり、TV、ラジオ、
イベント制作に携わる。30年余
り、放送関係の専門学校講師を
勤め、企画書、台本の書き方を
教える。10年余りホテルの食に
関するHPの制作、コンサルタ
ントも、行う。新聞は小学4年生
から読み始め、多い時には13紙
を愛読。
ブログ「トクダス」
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