感謝しながらものを捨てる。使わない捨てるものも綺麗にの精神。近藤麻理恵さん、「TIME」の「世界の100人」選抜に思う。

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すでに2週間ほど前の話題となります。

2015年4月16日、アメリカの雑誌TIMEで、
毎年、恒例となっている
「世界で最も影響力のある100人」が
発表されました。

日本人では、作家の村上春樹さん。
そして片づけコンサルタントの
近藤麻理恵さんが選ばれました。

近藤さんは、「芸術家」部門での選抜。

彼女は2011年にサンマーク出版から、
著書「人生がときめく片づけの魔法」を出版。

そして2014年10月には、英語版がアメリカ、カナダで出版され、
30万部を超えるベストセラーになっていることが
評価されて選ばれたようです。

さらにおよそ30カ国での翻訳出版が
決まっているとのこと。
すごいですねー。

近藤さんの著書が外国の人に受けた理由を、
次のように分析していた記事がありました。

触ったときに「ときめき」を感じるものだけを残す。
「今までありがとう」と感謝しながらものを捨てたりする
考え方が、外国の読者には新鮮にうつったようと。

「ときめき」が物を残すか捨てるかの基準というのは、
近藤さんの新しい考え方でこれは、日本人にとっても
新鮮であったと思います。

二番目の、感謝しながらものを捨てるというのは、
日本人なら、「わかる」「そうそう」という感覚ではないでしょうか。

以前、別のブログでも書いたのですが、
自分は、祖母・母から、これまで長い間、使ってきたものを
捨てる時には、これまで役に立ってくれたことを感謝して、
ゴミ箱に入れなさいと教わりました。

例えば、古くなった靴下を捨てる前には、
「どうもありがとうございます」と言ってから、
捨てるようにしています。
(祖母に言わせれば、それでは十分ではない。
穴が空いたり、変色しただけの靴下はまだ物としての
価値をまっとうしていない。ぞうきんにしたり、
切り取って余分な汚れや油をふきとるウェスにするなどして、
寿命を満たしてから、捨てなさいと言うでしょうが)

近藤さんの著書とは別に、あるとき、外国人に
日本人の物に対する考え方を示したときも
とても驚かれました。

それは、長年使った冷蔵庫がもう修理もできず、
処分しなくてはならなくなった時、その家の
主婦が、処分する前に、冷蔵庫の中、そして
外を「これまでどうもありがとう」とお礼を
言いながら、綺麗に掃除し、ぴかぴかに磨いてから、
業者に渡したというエピソードです。

「これから捨てるものなのになぜ、綺麗にする?」

聞いた外国人はそう疑問をいだきました。
日本人のあなたはどうですか?
主婦の方の気持ちがわかるのではないでしょうか。

日本では昔から、長い間、大事に使ったものには、
「付喪神(つくもがみ)」と呼ばれる神が宿る
と信じられていました。

物が単なる物ではなく、そこに霊魂が宿ると考えられたのですね。

また日本では、現在も人形や針などを供養する
「人形供養」「針供養」という行事が
毎年、行われています。

命、霊魂あるものを捨てる際には、
こうした「儀式」が必要となります。

それが、日本人の精神の中にある、
物を綺麗にすることだったり、
感謝の言葉を捧げる
ということではないでしょうか。

近藤麻理恵さんが「世界の100人」に選ばれた
とのニュースを知り、以上のようなことを考えました。

関連エントリー
《人生やり残しリスト》
新幹線300系に「ありがとう」と感謝の装飾。物には魂が宿る。もの供養。

〇付喪神
《挿絵とあらすじで楽しむお伽草子 第5話 付喪神(つくもがみ)》
http://edb.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/otogi/tsukumo/tsukumo.html

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