年を重ねると、外見もくたびれ、
精神も衰える。
これまでと同じにしようと思っても、
能力の低下で同じには出来ない。
身だしなみ一つとっても、
「もういい年なんだから、いいやいいや」
と、かまわなくなって、だらしなくなってしまう。
思い当たります。
年配の知合いは、年を取っての
だらしなさを防ぐため、
あることを決めているそうです。
それは、何かを「すべき」と決めるのではなく、
決して「しない」ことを自分で決め、
それを守ることで身を律するということです。
例えば、
食べ放題、飲み放題の店には行かない。
その人は、お酒も食べるのも大好き。
なのでそうした店に行ってしまうと、
きっと、元をとろうとか、お腹いっぱい食べようとか
思ってそれを実行してしまう。
それは自分の中では許せない。
なので、年を重ねた今は、
そうした店には近づかない。
他にも、無料プレゼント、試供品、
2個買うと1個おまけなどは、
決してもらわない。
若い時は、そうしたものや
お得なことが大好きだったそう。
けれど、振り返って見て、
結局そうしてもらったものは、大事に扱わない。
中には、ゴミになってしまったものもあると
気づいたとのこと。
それらは、その人にとっては、
生活や精神を乱すものとなっていたんですね。
自分なりの禁止事項を作って、
生活を律するというのは、
なかなか難しいことかもしれませんが、
逆にそうすることで、気持ちが落ち着くこと
があるという気もします。
知合いを見習い、自分なりの禁止事項を決め、
実行します。
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