2015年5月26日、テレビを見ていたら、
イオンの浴衣のコマーシャルが。
それを見て、「アレ?」と思いました。
「伊勢形紙」と書かれていたからです。
以下は、2013年のプレスリリースですが、
次のように書かれています。
《美術工芸品としても注目を集めている
「伊勢形紙」の伝統的な古典柄を現代風にアレンジし、》
伊勢型紙は、三重県鈴鹿市で作られる染色用の型紙で、
細かなところまで、模様が彫刻刀で彫られていて、
型紙(美濃紙)なので、実用的なものなのですけれど、
最近では、芸術品として、インテリアに利用されるなど
本来とは違う使われ方もしている伝統工芸品です。
確か、「伊勢型紙」だったと思ったのですが……。
調べたら、組合のホームページに以下のように出ていました。
《歴史的には、古くから「形」という字が用いられてきました。
江戸時代から明治時代にかけてこの「形」という字がもちいられてきましたが、
大正、昭和にかけて「形」と「型」の二つの字が併用されました。
そして戦後には「型」という字に統一して使用されるようになりました。》
http://isekatagami.or.jp/?page_id=16
なるほど、歴史的には、「形」なんですね。
ちなみに、組合の名前は「伊勢形紙協同組合」となっています。
伊勢型紙で統一しようとしてるけれど、
歴史的に、「形」も残っているというのが、
実際のところのようです。
ひとつ勉強になったなー。
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