「月曜から夜ふかし」という番組の
2015年5月4日放送で、
田中角栄の都市伝説が検証されていたそう。
どんな都市伝説なのか?
目白(台)の田中角栄邸から、
地元新潟県の西山町の実家まで、
わずか3回、曲がっただけで到着するというもの。
実際、車を走らせて検証したら、
その都市伝説通りだったということで、
司会の村上信五さんと
マツコ・デラックスさんが驚いていました。
あれー、これ知らなかったんだ。
有名な話ですよね。
ネットでもそうした記事があります。
2014年5月22日
《【都市伝説を検証】目白の田中邸から新潟まで3回曲がれば着く…は本当か?》
http://n-knuckles.com/discover/urban_legend/news001465.html
(上記記事では《豊島区の南長崎一丁目の交差点で右折する。》
とあるが、下記の通り、西落合一丁目交差点ではないかな?
番組では西落合一丁目交差点で右折していた)
目白台の旧田中角栄邸
(現在は相続で狭くなっているが場所は同じ。
物納した土地は目白台運動公園となっている)は、
目白通りに面しています。
新潟の西山町に行くには、
関越自動車道にのる必要があります。
(おりるのは北陸自動車道)
目白通りを西に、西落合一丁目交差点まで。
(新目白通りと交わる)
ここで右折し、あとはまっすぐ、
関越の練馬ICまで。
関越をずっと行き、
北陸自動車道の西山出口をおり、
すぐの十字路を右折。
突き当たり信号のある坂田T字路を左折して、
少しいった左側が故・田中角栄氏の実家です。
(現在は、田中直紀・田中眞紀子氏の表札がかかっているよう)
たしかに3回で目白の屋敷から
地元の実家まで到達できます。
このほか、道路関係の田中角栄氏の
都市伝説で知られるのは、
早稲田通りの神楽坂(と飯田橋)の逆転式一方通行。
午前中は「坂上→坂下」 (早稲田側から飯田橋側へ) 、
午後は「坂上←坂下」の一方通行になるんですね。
これは、目白から国会に通勤する田中角栄氏が
便利なように、朝は下りの、夕方は上りの一方通行にした
とまことしやかに言われているのですね。
しかし目白台から国会議事堂もしくは
自民党本部に通うのに、
必ずしも神楽坂を通る必要はないわけで……。
なお故・田中角栄氏は、神楽坂芸者であった
辻和子さんとの間に、2男1女をもうけています。
そのお宅は神楽坂にありました。
〇逆転一方通行にしたのは、あくまで、交通量の関係というのが定説。
神楽坂も以前は対面通行だった。歩道をもうけるために車道が削られたため、
狭いとして一方通行にしたが、迂回路として大久保通りなどが渋滞。
このため住民に不満がつのり、逆転式一方通行が生まれたよう。
逆転式一方通行は都内おそらく日本でも唯一。
なお平日のお昼から1時までは歩行者天国となる。
(日曜・祝日は19時まで)
神楽坂通り(早稲田通り)沿いの毘沙門天が
縁日を出したのが誕生の背景とされる。
警視庁、《歩行者天国の交通規制》では、
《昭和45年8月、都内の代表的な盛り場である銀座で実施されたのが始まり》
とされている。
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/kisei/hoko.htm
〇もっと力があったなら首都高と関越道を
直結できたはずだと思うが……。
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