80代の知合いが8月に受けた健康診断、栄養指導で、栄養不足中でもタンパク質不足を指摘される。

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先日、80代の知合いに合った時、
「いやー、栄養不足だっていわれちゃって……」
と、開口一番、言われました。

8月に健康診断を受け、その結果を踏まえ、
医師の診断、そして看護師、栄養士から
栄養指導を受けたんだそう。

その中で一番、本人がこたえたというか、
がっかりしたのは、栄養が不足しています
との指摘だったそう。

具体的には、タンパク質が1日必要量あたり、
10グラム以上とれていなかったのだそう。

おおざっぱにいって、高齢者でも
体重1キロあたり1グラムのタンパク質が必要。

体重50キロだと1日50グラムのタンパク質を
毎日とる必要があるんですね。
そうしないと、タンパク質不足で筋肉がやせ、
転んだりしやすくなり、寝たきりになってしまう
ことになりかねないのだとか。

そうした知識はあったので、
その方は、毎朝、卵、牛乳をとったり、
魚、肉類のおかずなどを食べたり、
栄養補助食品(明治のメイバランス)などを
合間に飲んだりなどしていたらしいのですが……。

それでも夏はやはり食欲、また食事の量が減るので、
どうしてもタンパク質不足になるようです。

そして栄養士さんから言われたのは、
例えば肉を50グラム食べたとすると、
それでタンパク質を50グラムとった
と勘違いしている人が多いということ。

肉がすべてタンパク質ではないのですね。
例えば、鶏胸肉の場合、100グラのうち、
タンパク質は25グラム弱。4分の一に過ぎない。

なので、出来るだけタンパク質の含まれている割合の
多い食品を、必要量より多めに食べるのが重要なよう。

また1食また1種類で満たそうとするのではなく、
3食+おやつで動物性(豚肉、牛肉、鳥肉、卵、牛乳など)と
植物性(大豆など)を組み合わせてとることが大切なようです。

手軽にとれる食品としては、
牛乳、卵、チーズ、しらすぼし、貝類、高野豆腐、お麩、
プリン、ゼリー(ゼラチン)、焼き海苔など。

こうした食事でとることを基本に、
それでも足りない分は、上記の栄養補助食品などを
利用するのが良いと。

夏は、どうしてもそうめん、お茶漬けなど、
炭水化物に偏ってしまうので、タンパク質が
減ってしまうとも。
そこに豆腐を添えるとか、ゆで卵をつけるなど、
一品、タンパク質が豊富なものを加えると良いとも。

〇他にオススメな製品は、かまぼこなどの魚肉製品。
高タンパク低脂肪(脂質)。タンパク質は100グラム中12グラムほど。
《かまぼこの栄養》
https://www.kamaboko.com/itawasa/saho/eiyou.html

〇ヨーグルト、きなこ、鰹節、ちくわ、豆乳、
納豆、ツナ缶、

なお栄養士さんによれば、高齢者だけでなく、
しっかり食事をとっていると見られる、
中高年でもタンパク質が意外に不足しているそう。
さらにダイエットで食事を制限している若い女性の
中にも、タンパク質不足が多いとも。

タンパク質が不足すると、脂肪とともに、
筋肉が落ち、一見やせたように見えますが、
体力が落ち、さらに代謝(エネルギー消費)が
悪くなるので、リバウンドしやすい体になるそう。

タンパク質不足って、かなり重要な問題なんだなと
改めて思った次第です。

プロフィール
この記事を書いた人
niki

35年以上にわたり、TV、ラジオ、
イベント制作に携わる。30年余
り、放送関係の専門学校講師を
勤め、企画書、台本の書き方を
教える。10年余りホテルの食に
関するHPの制作、コンサルタ
ントも、行う。新聞は小学4年生
から読み始め、多い時には13紙
を愛読。
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