愛着ある家具をリメイク。よみがえりマイスター。

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2015年5月8日、NHKで「よみがえりマイスター」
という番組を放送していました。

一般の方(今回は梅沢富美男さんも含まれていましたが)の
思い出に残る品を修理・修繕し、よみがえらせるという番組です。

《日本が誇る修理・復元・再生の達人達、通称「よみがえりマイスター」が
依頼者の思いにこたえ、壊れてしまった大切なものや衰えてしまった
スポーツや歌声などのかつての輝きをよみがえらせようと奮闘する
「復活ドキュメントバラエティ」。》
http://www4.nhk.or.jp/yomigaeri/

《よみがえりマイスター スペシャル》
http://www4.nhk.or.jp/yomigaeri/x/2015-05-08/21/30482/

愛媛県西条市の85歳の女性の方が、
夫が若い時に引いていたアコーディオンの
音が出なくなったので、それを修理して欲しい
と依頼をしていました。

今からおよそ70年前、夫の父親が、
子どものためにと買ってくれたアメリカ製の
アコーディオンだとか。

池袋のアコーディオン修理の匠は、
分解し、心臓部であるリードのさび取り、
笛皮の張り替えなどの手間のかかる作業の
様子が紹介されていました。

なにぶん、古くて、海の近くで演奏していたなどもあり、
さびてぼろぼろになっていたアコーディオン。

調律の途中で、リードが折れるなどの
アクシデントもありながらも、見事に修理を行い、
復活したアコーディオンで依頼人の夫が、
思い出の曲「素敵なあなた」を演奏していました。

マツイ楽器
http://t460926.bizloop.jp/s1/

テレビ東京で放送している「和風総本家」でも
修理・修繕の職人を良く特集して放送しています。

2015年5月14日放送は丁度、その再生・修復させる職人特集。
http://www.tv-osaka.co.jp/ip4/wafu/

2015年4月27日付けの読売新聞には、
《愛着ある家具をリメイク 高齢者に好評》(電子版は5月4日)
http://www.yomiuri.co.jp/homeguide/sumu/20150427-OYT8T50050.html
業者の問い合わせ先
http://www.yomiuri.co.jp/info/src/item/20150507-OYT8T50066.html

機能だけ満たすなら、修理せずに新品を買った方が安い。
けれど長年使ったものには、その物と過ごした時間、思い出
などが一杯詰まっていて、単なるモノではなくなっています。

モノを修繕しながら使い続けるということは、
人生そのものを大切にするということなのでは
と思いました。

修理し、使い続けるモノが多い家ほど、
豊かな毎日を送っていると言えるのではないでしょうか?

環境問題への意識から、リサイクル、リユースなどが見直され、
使い捨て文化からの脱却が言われています。
修理を頼まなければ、修理をしてくれる人もいなくなります。

これはというものは、使い続ける姿勢が、
今後、ますます大事になってくると思います。

 

プロフィール
この記事を書いた人
niki

35年以上にわたり、TV、ラジオ、
イベント制作に携わる。30年余
り、放送関係の専門学校講師を
勤め、企画書、台本の書き方を
教える。10年余りホテルの食に
関するHPの制作、コンサルタ
ントも、行う。新聞は小学4年生
から読み始め、多い時には13紙
を愛読。
ブログ「トクダス」
https://nikitoki.blog.ss-blog.jp/
ブログ「人生やり残しリスト」
https://yarinokoshi.blog.ss-blog.jp/

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