土人は差別語なのか? 大阪府警の警察官の発言を巡って。

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沖縄県でアメリカ軍北部訓練場の
警備にあたっていた警察官が、
「土人」などと発言をしたことをめぐって、
鶴保沖縄北方担当大臣が
「差別と断じることはできない」などと述べ、
問題になっています。

鶴保沖縄北方担当大臣の発言
〇大臣の立場で「これは差別である』」
と断じることは到底できない。
「人権問題かを第三者が決めつけることは危険だ」。
〇「(機動隊員が)威圧的言動を行ったことは許すまじきことだ」。
〇「言われた側の感情に主軸をおいて判断すべきだ」。
〇「なぜ(土人が)差別発言と言われるのか理解できない」。

「土人」とはどういう意味なのか?

広辞苑はじめ明鏡国語辞典など、
ほとんどの辞典で書かれているのが、
その土地で生まれ育った人、土着の人、土地の人。

これがそもそもの意味(原義)のようです。

現在「アイヌ文化新興法」となっている法律は、
以前は、北海道旧土人保護法とされていました。
(明治32年に、アイヌ民族保護を名目に制定した法律)。

意味合いからすると、
ここでの「土人」は「土着の人」という意味ですが、
名称、法律の内容が変更されています。

では、国語辞典では、
「土人」を侮蔑的としているのか?

調べた限りの国語辞典
(広辞苑、大辞林、新明解、三省堂、日本国語大辞典、)で、
未開で、原始的で野蛮な人間だとして、
蔑んだ、侮蔑を含んだ意味である旨、書かれています。

三省堂国語辞典 第七版
《②原始的生活をする、その土地の人種。
〔けいべつして言ったことば〕》

「土人」には、
差別的な意味合いがあると言えそうです。

とすれば、「土人」と表現されたとき、
発言した方がどちらの意味合いで
使っているのかを、解釈する必要があります。

発言者の意図、受け取った側の受け取り方、
その言葉が使われた状況などから総合的に
判断することになりますね。

この発言をした警察官は、
抗議をしている人から、様々な言葉や行動を起こされ、
そうした中から、先の発言をしたようです。

抗議をした人の発言の中には、
侮蔑的なものがあったよう。

抗議側が、警察官を挑発し、
暴言や暴力を挑発しているのでは
とブログなどで書いているものもありました。

一部、報道されているところを見たり、
読んだりすると、なるほどそうかもしれない
と思わせるところがありました。

また違和感を感じたのは、
警察官が沖縄県人=土人
と発言したように報じていること。

警察官は、目の前で抗議活動をしている人物を
「土人」と発言したまでで、それ以上でも
それ以下でもない気がします。

沖縄県人=土人という構図は、
差別的な意味合いを広げすぎだと思います。

〇今回、大阪府警の警察官は、
「土人」のほか「支那人」とも発言している。
しな中国に対する古い呼称。
インドで中国を呼んだ称を、仏典を
漢訳するときに音読したもの。
(中国の仏典で自国をそう呼んだ)
中国の王朝「秦(しん)」から転じたものといわれる。
日本では江戸時代ころから第二次世界末まで用いられた。
広辞苑など国語辞典の多くでは、この言葉が差別的、侮蔑的か
といった表現はないが、新明解国語辞典では、
《〔江戸時代の中ごろから第二次世界大戦終結時までの日本に
おける呼称。侮蔑(ブベツ)を含意するとして一般に
使用を避ける傾向がある〕》と書かれている。
なお英語では、この支那から派生したChina。
その他の言語でも中国を意味する言葉は、
「支那」から生まれている。
なお中国人を侮蔑する表現は他にある。

〇こうした発言をした大阪府警の
二人の若い警察官は、
「差別的な意味や、歴史的な意味を持つ
言葉とは知らなかった」「侮辱する意図はなかった」旨と説明。
なお土人と発言した警察官は「(抗議する人が)体に泥をつけて
いるのを見たことがあり、とっさに口をついて出た」と釈明。

〇大阪府警は2人を戒告処分とした。
「警察の信用を著しく失墜させ、社会的反響が甚大だ」
というのが、処分理由。

〇警察官に対する暴言
犯罪になり得る。
「馬鹿野郎」などと
多くの人の前で言った場合、侮辱罪の可能性。。

「ぶっ殺してやる。」と言った場合、
周囲に人がいるいないに関わらず
公務執行妨害罪の可能性。
公務執行妨害罪の手段は「脅迫」も含まれる。

追記
2016年11月17日、産経新聞
《【阿比留瑠比の極言御免】
「土人」は「差別」なのか》
http://www.sankei.com/column/news/161117/clm1611170004-n1.html

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