「石ころ拾い」がブーム。海辺や河原で何でも無い石を拾う。つげ義春「無能の人」。

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AERA2022年10月3日号《海辺や川原で石ころ拾いがブーム》

2022年9月26日、朝日新聞朝刊のAERAの広告で、
《”いい感じの石ころ”を愛でる 海辺や河原で石ころ拾いがブーム/自分で価値を決める》
との見出しが気になりました。
まだ本誌は読んでいないのですけれど、おおよそは見当がつきます。なぜなら自分の周囲には、
宝石、鉱石といった希少な価値のあるものではなく、その辺りに転がっている石ころ拾いが
趣味の友人、知人がたくさんいるからです。

色、形、模様、大きさなど「石ころ」を自分なりに評価する

はためにはなぜこんな石ころを集めているのだろうと思われがちな趣味ですが、石ころ好きに
言わせると、それぞれ、評価するポイントが微妙に違います。
ある人は、形。小さい頃、川、海辺などで水切り遊びをした人が多いと思いますが、
それに最適なのは、薄くて平べったいもの。水切りをする訳ではないのですが、
薄くて平らですべすべしている石ころが好きな人がいます。
かと思えば、色、模様に価値を見いだす人も。石ころでも観察すると様々な色が
あります。ある知人は、緑系のものが好きで、拾って集めるのは、そうしたものだけ。
他の色合いには目がいかないんだそう。(カラーストーン、パワーストーンではない)

訪問記念に、その地の石ころを拾う知人

以前、別のブログでもご紹介したことがあるのですけれど、知人の中には、初めての土地、場所を
訪れた時、そこにある石ころを拾い、それを訪問記念とするという人がいます。
海辺、河原などはもちろんですけれど、街中で、舗装されている場所であっても、探せば石ころは
あり、それを拾って帰るのですね。以前はただ拾って帰宅後、それに場所、日時などを記した
ラベルをつけ整理するだけだったのですけれど、スマートフォンを使うようになってからは、
拾う前の落ちている様子を撮影しそれもコレクションの一部とするようになったとか。場所の写真は、
その石ころの運命というか、どこからどうそこに至って自分の目についたのかとの歴史。
その想像をふくらませるのに役立っているみたいです。
「石ころ」一つですけれど、奥が深いですね。
ただ自然公園などは、草木一本、そしてもちろん石ころでさえ持ち出すことは
禁止されているので、その際は写真撮影のみにとどめているとのこと。
例えば、富士山の場合。
《国立公園のルールについて×実はこんな事をしたらNGです×》
http://www.fujisan-climb.jp/todays/diary/20160715_manner.html
《溶岩や石の持ち出し
富士山に登った記念に溶岩を持って帰ろうという方は意外と多くいます。これも法律で規制されています。各個人が「石ころ一つ位ならいいだろう」という気持ちでも、毎年、何十万人の登山者が来る富士山ですので、みんながやると大変なことになってしまいます。また、石を並べて文字をつくったり、積み上げたりする行為もやめましょう。》

つげ義春の漫画「無能の人」

石ころ拾いで思い出すのが、映画化もされたつげ義春の漫画「無能の人」です。
つげ義春は、石に興味を持っており、石にまつわる作品を描いていますが、
この作品の中の「石を売る」では、自身をモデルにした主人公が、タイトルの通り、
石を売る日々を過ごしている様が描かれています。この主人公は漫画家。しかし、
たまにある執筆依頼も断り、失業状態。このため中古カメラ業、古物商などの
商売に手を出すもののことごとく失敗。今は多摩川の川原で拾った石を、
粗末な小屋に並べて売っているのですが……。

つげ義春作品が大好きで大きな影響を受けた竹中直人が主演、初監督を務めた映画「無能の人」。
この漫画「無能の人」だけでなく、他の作品のエピソードも加え、夫妻の日常を描いています。

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