「一無、二少、三多」
どこかで目にしたり、
耳にされたりしたことありますか?
これは、生活習慣病を防ぎ、
元気に過ごすための
ライフスタイル、標語だそう。
《日本生活習慣予防協会》
《「一無、二少、三多」》
http://www.seikatsusyukanbyo.com/main/yobou/02.php
《「一無、二少、三多」のライフスタイル》
http://www.seikatsusyukanbyo.com/main/yobou/lecture/4.php
「一無」は禁煙。
「二少」は少食と少酒。
「三多」は、多動、多休、多接。
多動は運動、多休は休養、
そして多接は多くの人、事、物に接し、
創造的な毎日を送ること。
この6項目を実行すればするほど、
肥満の程度、血圧、血糖、中性脂肪、
コレステロール、尿酸などの検査値が
よくなるんだそう。
上の中で個人的に
一番気になっているのが、「少食」。
腹七分目とか八分目といいますが、
これは自分の感覚でなく、若い時、
すなわち10代20代のときの量から比べ、
七分目八分目にするということのよう。
少食の中では、三白を控えるのが大事。
三白とは白米・白パン、食塩、そして白砂糖です。
塩と砂糖に関しては、
ここ最近、より厳しくなっています。
塩は、厚生労働省が2015年4月から新基準を示しています。
それによれば、食塩の摂取目標量は、
18歳以上で1日あたり、
男性は8グラム未満、女性は7グラム未満に。
糖分に関しては、世界保健機関(WHO)が、
2015年に新指針を出しています。
それによれば、糖分の1日当たり摂取量は
総エネルギー摂取量の5%以下に抑えるのが望ましい。
平均的な成人の場合は、25グラム。
ティースプーンおよそ砂糖6杯分です。
塩も砂糖もかなり気をつけていないと、
すぐにオーバーしてしまいます。
一方で、食物繊維を多くとるのが重要とのこと。
少食に関しては注意もあります。
このブログでも何度もお伝えしていますが、
65歳以上の高齢の方は、メタボの心配よりも、
フレイルと呼ばれる虚弱や、
新型栄養失調にならないように
気を配る必要があります。
全体の必要カロリーは減りますが、
タンパク質は若い時と同等の量が必要なので、
それをしっかりと確保しなければなりません。
目安は体重のキログラムの2倍。
すなわち体重65キロなら1日130グラムの
タンパク質をとるのが目安。
食べ物だけでとるのは難しい場合は、
各社から発売されている栄養補助食品を
利用することも一つの手です。
一例。明治、メイバランス
http://www.meiji.co.jp/meiji-eiyoucare/products/meibalance_brand/
「一無、二少、三多」の6項目。
穴をなくすように、せねばと思います。
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