もうお花見はされましたか?
きのう、母は、ある小さな公園の桜を見に行きました。
その桜は、母が「私の桜」と思っている1本です。
見事な咲き具合だったそうです。
以前、有名な桜守の方に、お花見のコツを
伺ったことがあります。
覚えているのは、桜は下を向いて咲くから、
下から見上げてやるといいということと、
これぞ自分の桜というものを決めて、見に行くこと。
自分の桜と決めた桜は、花が咲いた時もそうですが、
初夏、秋など花をつけていないときでも
様子を見にいってやると、子供のように変化がわかり、
愛着がわいてくるのでいいということでした。
「私の桜」は、1本だけではなく、
見に行けるなら何本でもよいとも。
その方は、日本国中に何本も世話をしている桜があります。
頭の中には、それらの位置が点で示された桜地図が、
思い描けるのだとか。
先日、新聞に森ビルの広告が出ていました。
六本木ヒルズ・アークヒルズ周辺の桜がわかる
「SAKURA MAP」が出来たというものでした。
《「SAKURA MAP」ができました~ヒルズの桜・春イベント 2015~》
https://www.mori.co.jp/morinow/2015/03/20150326150000002939.html
地図の中の桜のある場所に桜印が置かれ、
ソメイヨシノ、ヤマザクラ、シダレザクラなど
桜の種類の情報も書かれています。
これは、「ヒルズ桜調査団」が
エリア内を踏査して作成したもの。
その調査団のコメントも出ています。
《特設サイト:ヒルズの桜・春イベント 2015》
http://www.mori.co.jp/event/
個人的に毎日、近所をウォーキングしていて、
どこにどんな木や花があるのかを、
だいたい知っています。
昨日は、近所の「自分の桜たち」をほぼ網羅できる
コースを回ってきました。
あなただけの桜地図、サクラマップを
作られると、より桜を楽しめますよ。
京都の仁和寺の庭を代々、担ってきた造園業「植藤」の現在の当主である第16代佐野藤右衛門さん。
14代から三代にわたり桜守として活躍。円山公園のしだれ桜をはじめ、全国の桜を見守って
いらっしゃいます。
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