東京メトロ千代田線の北千住駅の
駅名表示が間違って、「北干住」と
なっていた。
そんなニュース、少し前お伝えしました。
鉄道の乗換案内サービスを提供しているジョルダン。
サービスを更新し、北千住を誤って「北干住」と
入力しても、変換候補に正しい駅名が表示できるように
したそうです。
ジョルダン 乗換案内・路線情報・時刻表・運行情報サービス
経路検索の大定番 全国の電車、飛行機、バス、フェリーの時刻表・運賃・乗換案内・路線情報・路線図・定期代・18きっぷなどが...
これは、もちろん上の話題を受けたもの。
これまでは、北干住と入力しても、
「該当する駅がありません」と表示していたそう。
ジョルダンは、なんでこのような対応をしたのか。
それは、間違いが多い誤入力はそれだけ需要があるから。
ジョルダンは、誤入力の情報を集め、
間違いが多い入力については、それに
対応するようにしているとか。
「錦糸町」の間違いの「銀糸町」もその1つ。
日本人でも駅名の読みが分からなかったりして、
うろ覚えだたり、見間違って誤入力することも。
外国人、手書き入力の間違いにも対応することで
利便性を高めるということのようです。
こうしたサービスは正しいことが正義ではない。
使う人のことを考えると、使う人が間違いやすいものは、
ソフト側(サービス提供側)が対応するというのが、
正しい姿。
「間違い・失敗に、新たなサービスや、
ヒット、成功のもとが潜んでいる」
とはよく言われていることですが、
ジョルダンの誤入力への対応もその1つなんでしょうね。
〇失敗学
《失敗知識データベースの一般公開を開始》
http://www.jst.go.jp/pr/info/info161/
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