2015年の「七味五悦三会(しちみごえつさんえ)」。最後に近所のラーメン店のラーメンが七味に入るか。

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2015年もあと1日となりました。

仕事を終え、家の掃除に追われている
という方も多いのでは。

けれど早々にお正月の準備を終え、
今年1年を振り返り、ゆったりとした時間を
過ごしている方もきっといらっしゃるでしょう。

そんな時に思い出すのが、
「七味五悦三会(しちみごえつさんえ)」
という言葉です。

以前、ご紹介したこともあるのですけれど、
2015年12月28日、「よみうり寸評」に出てきました。

《この1年間で体験した七つのおいしい味、五つのよろこばしい話、
三つのいい出会い―これがあったかどうか、大みそかの夜に家族で
披露し合うという》。

この前に取り上げた時は、作家の鴻上尚史さんが
本に書かれていたと書いたのですが、鴻上さんは、
この言葉を杉浦日向子さんに教わったとのこと。

よみうり寸評には《江戸文化に詳しかった
故・杉浦日向子さんが広めた研究といわれる》
と書かれています。

1年に限らず、過去を振り返るときに、
思い出しがちなのは、上にあげたようなことよりも、
苦しいこと、つらいことではないでしょうか。

けれどこの言葉は全くその逆。

《ともすれば、1年を振りかえって苦い記憶ばかり
出てくるのが人の頭だろう。いいことを合わせて
15も言えというのは、少しでも気持ち良く新年を
迎えるための昔人の知恵かもしれない》と
「よみうり寸評」の筆者は記していますけれど、
その通りかもしれませんね。

という訳で大晦日ではなく、晦日の30日の夜に
考え始めたのですけれど、いや年を取ると、
ものをいかに覚えていないか驚くばかりです。

少し前、仕事で今年2015年のニュース、
主な出来事を振り返りました。
そのときも痛感したのですけれど、どんな大きな
出来事でも時の流れの前には無力。
流されていって、すぐに見えなくなってしまい、
そうなると、記憶からもこぼれていってしまうのですね。

手帳、ブログなどをもとに、おいしい味、楽しかったこと、
出会いを思い出そうとしたのですが、すぐには出てきません。

そうそう、味で言えば、家族が今日のお昼、
近所のラーメン屋さんに出かけました。
自分はラーメンが苦手で、
1年のうち3食ほどしか
食べる機会がないので、一人置いて行かれました。

家族は2度目だか3度目。
えらく観劇して帰ってきて、
「ラーメンが嫌いはわかっているけれど、是非体験してほしい。
いやあそこは、もうラーメンとは呼んではいけないかもしれない。
味もさることながら、接客、店の内装、雰囲気も素晴しいから
是非、行ってほしい」
と興奮して勧めてきました。

そこまで言うなら、年越そばかわりに
行ってみようかな―。

大晦日が今年初で最後のラーメンになり、
今年の七味の一つになるかなー。

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