4月、新年度ということで、
身分証明とか、取引先の会社への入構証など、
あらゆるものが新しくなります。
今日、取引先に行ったら、
そこのデータベースにアクセスする
手続きをしてくださいと言われ、
申請をしました。
通常有効期限は1年ごとなのですが、
担当の人が、「もうずっとでいいですよ」
と言ってくれ、
「有効期限=無期限」となることに。
けれどコンピューターのシステムの関係で、
「無期限」という選択肢はなく
「2099年3月31日」を選択してくださいと。
2099年は平成111年です。
そのとき、自分は何歳に……と考えた自分に
自分でつっこみをいれました。
「おまえは、いくつまで生きるつもりだ!」
その頃には、人間の寿命は飛躍的にのび、
もしかしたらという気もしますが……。
この数字を見て、思い出したことがあります。
それは、寒天製造で知られる
伊那食品工業の100年カレンダー。
100年カレンダーとは文字通り、
100年間のカレンダーが1枚の紙に
記されているもの。
社内のあちこちにはってあるのだそう。
さらに評判を呼び、分けて欲しいという人が増え、
市販もしています。
「自分が亡くなる日も入っているカレンダー」。
それを目の前にすると人は、
否が応でも、これからの自分の行く末、
人生を考えることになるのではないでしょうか?
有効期限=無期限と言われ、
2099年3月31日との日付を
選んだことで、リアルに人生の残り時間を感じました。
コメント