35度を超えるような暑さが続いています。
食欲が落ちて、何も口に入らない
なんて方も多いのではないでしょうか。
高齢の知合いは、年齢のせいもあり、
ずいぶん前から、かなり食が細くなった
と悩んでいたそう。
かかりつけのお医者さんからも、
ご飯でなくても、食べやすいものを、
もっと食べるようにと言われたそう。
朝は、ご飯をパンやシリアルに変えたり
などしたそうですが、食べる量は増えない。
あるとき、同年代の知合いに会って、
食が細くなってと悩みを打ち明けたら、
あるものを勧めてくれたと言います。
それは、内側が赤い茶碗。
軽量の強化磁器の美濃焼ですが、
ご飯を入れる茶碗の内側が赤いんだそう。
《おかるの気持ち》
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それで食べると、これまでの内側が白い茶碗よりも、
食欲がわいて食べられるようになった気がすると。
また碗の内側が細かい凹凸面にしているので、
ごはんがくっつきにくくなっていて、
食べやすいのも特徴。
手先が不器用になってきて、
ご飯もとりにくくなっているので、
くっつきにくいというのは、ストレスがなく、
大きな利点だといいます。
軽くて丈夫なので、洗ったり、
しまったりするときも、
気を遣わずにすむとも。
という訳で、その言葉を信じ、
お茶碗を変え、さらに他の食器も
変えた所、気分が変わったのか、
少しずつですが、食べる量が増えたとか。
たかが茶碗・食器ですが、
こんなにも違いがでるんですね。
お茶碗、お箸などは長年使い続けるものだけに、
若い時と同じものをずっと使い続けている方は多いはず。
けれど視力も筋力も弱った高齢者は、
現在の自分によりふさわしいものを使ったほうが
いいのかもしれませんね。
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