準備のよい方は、もう年賀状の手配を
すませていらっしゃることでしょう。
年賀状を書かなくなって久しいのですが、
以前は消しゴムで判を作ったりもしていました。
遡れば、小学校の授業で、この時期、
さつま芋で、芋判作りをしていましたね。
あなたの小学校ではどうでしたか?
さつま芋は確か家から持っていったなー。
干支の動物を彫るのが一般的でした。
ある年、次の年が戌年だったので、
みんな犬を図案にして彫りました。
友達の一人のそれは、犬ではなく、
猫にしか見えないものが
出来上がってしまいました。
堀り直すのかなと思って見ていたら、
押した図柄の下に、筆で「犬」と
断り書きをつけていたことを、
まるで昨日のことのように覚えています。
大人になってからですが、
知合いの年配の男性からの年賀状は、
裏一面全体を使った素朴な版画でした。
一度、伺ったところ、10月くらいから
原画・デザインなどを考え、準備にかかるそう。
通常の芋判だと大きさが足りないため、
2つ、3つ組み合わせ、
全面をカバーしていたといいます。
ただ芋判は耐久性がないため、
同じものをいくつか彫らねば
ならなかったとのこと。
市販の版木だと一枚で、
全面をカバーでき、ずべての年賀状を
することができるけれど、素朴な感じがでないので、
わざわざ芋(さつま芋、ジャガイモ類)を使っていたと言います。
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今はなくなってしまった「プリントゴッコ」も、
その方は使ったことがあるそう。
けれどやはりこちらも、上手く出来すぎて、
素朴さがなくなるので、わざと大きくて
太い線を使うことで、幼児が作ったような
味を出していたといいます。
プリントゴッコは姉も使っていました。
プライベートな名刺、イベントの案内状
なんかも作っていましたね。
今から考えると、モノ作りや
芸術性をそそる道具でしたね。
プリントゴッコよりいも判はさらに
懐かしさをかきたてます。
小さい時に戻って、
いも判作りに没頭してみたいものですね。
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