ニュースな言葉。「30・10(さんまる・いちまる)運動」。宴会の食べ残しを減少。長野県松本市発祥。

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昔、毎月のように長野県の村に通っていた頃、
宴会に参加して、驚いたことが2つありました。

1つは、万歳三唱。
宴会の締めは万歳三唱なんですね。
(ついでに言うと、長野県の県歌「信濃の国」を
参加者全員で歌うことも多い。
https://www.pref.nagano.lg.jp/koho/kensei/gaiyo/shoukai/kenka.html

もう一つは、「30・10(さんまる・いちまる)運動」。

これはそんなに昔からの習慣ではなく、
2011年頃から長野県松本市で
始まった制度なんだそうですが、
自分が通っていた村でも取り入れていました。

《残さず食べよう!30・10(さんまる いちまる)運動》
https://www.city.matsumoto.nagano.jp/smph/shisei/kankyojoho/haikibutu/syokuhin_loss/3010unndou.html

これは宴会で、乾杯後の30分間と、
お開き前の10分間、自分の席に戻り、
出された料理を残さず食べるように、
呼び掛けるというものです。

今、外食などでの食品ロスが問題となり、
食べ残しを減らす運動が盛んになって
いますが、その先取りですね。

さらにその村の宴会では、家に簡単に
持ち帰れるよう、上に蓋のついた容器に
入っていました。

夏など食べ物が腐りやすいシーズンは、
参加者は、生ものを宴席で食べ、
そうでないものを残して、
持ち帰るなどの工夫もしていましたね。

自分はびっくりしたのですが、村の人たちは、
それが当たり前になっているみたいで、
閉会後は、食べ残しを入れた容器を持ち帰っていました。

今は、レストランなどでも、食べ残しを持ち帰ることを
認める所も増えていますね。
ドギーバッグを持参する人も、自分の周囲には結構います。

時代が変化しているのを感じます。

飲食店を経営している知り合いによれば、
食品ロスで大きいのは、もちろん食べ残しも
多いのですが、無断キャンセルでのロスも
かなり多いようです。

これも最近、話題になっていますね。
ただ店側も変わっていて、キャンセルポリシーを
HPに掲げているところが多くなりました。

知人のお店でも電話での予約の場合、
必ずキャンセルの場合、キャンセル料が
発生することを告げているようです。

まだやっていませんが、クレジットカードの登録を
必要としようかとも考えているそう。

近頃では、手数料はかかるものの、
キャンセル料を回収できるサービスもあるようです。

キャンセル料回収代行サービス
https://dotakyan.com/

ドタキャンバスターズ
https://noshow.net/

グルメサイト予約でキャンセルポリシーが確立、浸透し、
さらにキャンセル料回収サービスが知られるように
なれば、無断キャンセルは減り、食品ロスも
減っていくんでしょうね。

プロフィール
この記事を書いた人
niki

35年以上にわたり、TV、ラジオ、
イベント制作に携わる。30年余
り、放送関係の専門学校講師を
勤め、企画書、台本の書き方を
教える。10年余りホテルの食に
関するHPの制作、コンサルタ
ントも、行う。新聞は小学4年生
から読み始め、多い時には13紙
を愛読。
ブログ「トクダス」
https://nikitoki.blog.ss-blog.jp/
ブログ「人生やり残しリスト」
https://yarinokoshi.blog.ss-blog.jp/

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