静岡県伊東市の宇佐美にあるペンション。
もう10年ほど前になりますが、
定期的に泊まっていました。
そこから毎月、催しもののお知らせとともに、
ペンション近くの季節の花、動物、虫などの
自然についてのお便りがメールで届けられます。
先日、来ていたものには、6月初めから、
近くの川、公園で毎年恒例のホタルの観賞が
出来ますと書いてありました。
そう言えば、6月に泊まった時、
夜にペンション近くの川に、
ホタルを見に行ったことを思い出しました。
当時、そこはホタルを見る場所としては、
有名ではなく、地元の人だけが知っている
まさに知る人ぞ知るという穴場。
なので、その宿で一緒だった人と、
ご近所に住む家族連れくらいしか
人はいませんでした。
また遠くに街灯などの人工的な光がなく、
ホタルのかぼそい光を味わうには最適な
場所だったのです。
ところがメールによれば、なにかで
紹介されたらしく、年とともに人は
増えていき、混雑するようになったそう。
その一方で、川の水量が減り、そのせいか
ホタルの数が減ってしまったとのこと。
伊東観光協会オフィシャルサイト
《ほたる観賞会》
http://itospa.com/hotaru/
なんだか残念ですね。
それとは逆に、一度、激減してしまったホタルを
町の人の努力で復活させた所もあります。
長野県辰野町
《ホタル保護の歴史》
http://kankou.town.tatsuno.nagano.jp/firefly/info/detail16.html
この辰野町とは違う場所ですが、
長野県の村にやはり定期的に通っていた頃、
村の人から、ホタルの名所に連れて行って
もらったことがあります。
そちらの方は都会からかなり離れているためか、
まだ以前と同じくホタルが群れ飛んでいるようです。
こうしてまだ現状を維持している場所もありますが、
先に書いたように、数が少なく荒れている場所も。
行けるときに、無理をしてでも、
行かないと、後で嘆くことになるかもしれません。
ホタルから、今、
行動する大切さを
知らされました。
2004年の出版ですが、現在はどうなっているのでしょうか?
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