2016年5月13日金曜日。
そう13日の金曜日ですね。
13日の金曜日の起源はイエス・キリストが
磔刑にされた日とか、キリストの最後の晩餐に
参加した人数であるとか、諸説あります。
ともかく、欧米、キリスト教圏において、
不吉とされる日ですね。
さらに今日は六曜でいうと仏滅なんだそう。
今日、訪れたある場所で、
この13日の金曜日、そして仏滅が
話題になっていました。
年配の女性二人が話していたのです。
「13日の金曜日とか、仏滅とか、天中殺とか
いろいろ不吉な日とか縁起の悪い日とかいうけれど、
わたしは、大安とかいい方も含めて、全く気にしない」。
「私も。迷信だもんね」
「そうそう。はじめから今日はいい日とか
悪い日とか決まっているなんておかしい。
毎日が良い日だと思えばいいのよ」
「『吉日良辰(きちじつりょうしん)を選ばず』
という言葉を五木寛之さんの本で知ったんだけれど、
仏教では日の善し悪しはないんだって」。
「やっぱりそうよねー」
おお「吉日良辰(きちじつりょうしん)を選ばず」。
特に浄土真宗では、これをよく言っていますね。
大安とか仏滅とかの六曜や占いなど、
日の善し悪しを信じる人のことは、
否定はしませんけれど、自分も
上の女性たちと同じく、日の善し悪しは
気にしない方です。
「毎日が良き日」。
そう考えて一日一日を送る。
人の力ではどうにもならないことが
起こることもあるけれど、
それは、日の善し悪しとは関係ない。
そう思います。
あなたはいかがですか?
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