9月6日は「黒の日」。黒澤明監督の白黒映画の黒。祖母の2つの黒の教え。

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9月6日。

語呂合わせで「黒の日」。
もともとは京都黒染工業協同組合が、
「黒染めの日」として、1988年に制定し
翌年から記念日としたと言います。

当初の目的は黒紋服や黒留袖の
普及を図ることだったそうです。

けれど最近は、近くのスーパーなんかも
そうですが、黒ゴマ、黒豆、黒酢など
「黒い食品」の販売促進の日になっていますね。

そうそう映画監督の黒澤明さんが
亡くなったのが、1998年9月6日でした。

黒澤明監督でクロで9月6日と
非常に覚えやすい日ですね。

その黒澤監督、カラー映画を出すのは
かなり後になってから。
それまでの多くの名作は白黒映画で撮影されていました。

白と黒の中に無限の色を
感じさせるような作品を作る
と誰かの本だが、ご本人のインタビューで
読んだか、聞いた覚えがあります。

多くの黒澤明作品のスクリプターを
務めた野上照代さんが次のように語っていらっしゃいます。

《黒澤さんが色(カラー)を使ったのはずいぶん遅く、「どですかでん」から。
その前もカラー映画がイヤだということはなく、「椿三十郎」でパートカラーを
使おうとしたのが最初です。あの赤い椿と白い椿の、赤だけをパートカラーに
したかったんです。今だったらコマーシャルでビールの色だけ付けたりして
いますが(笑)、当時は大変。椿を赤く塗るのは簡単だけど、まわりに色が
移っちゃうから、ずいぶん苦心惨憺したけれどできなかった。モノクロ映画で
赤く見えるのは、実際は黒い椿です。そこで、赤い椿に見える本当の黒は
何色かっていろんな黒色を試して実験しました。美術学校のアルバイトを雇って、
椿の造花にペンキや水彩絵の具を塗って、順番にキャメラテストしたんです。
「赤を感じる黒」を探したんですね。そのパートカラーの雪辱戦は、
「天国と地獄」の煙突のけむりで成功しました。》
http://eiga.com/magazine/1003/

「赤を感じる黒」かー。
制約の中でいかに創造性を発揮するかは、
困難ですが、反面、やっている本人たちにとっては、
面白いものなのかもしれません。

墨染め、黒澤明監督の「赤を感じる黒」で思い出したのが、
祖母や親戚の叔母さんの黒の教えです。

二つあります。

一つ目は、黒紋服や黒留袖に関して。

これらは冠婚葬祭の時に、一つの場所に
一斉に集まりますね。

黒というのは同じように見えて、
実は全然違うと。

安いものは、黒ではなく、赤っぽかったり、
白っぽかったり、とにかく、本当の黒、
闇に沈むような漆黒にならないのだそう。

その黒の善し悪しは、誰の目にも一目でわかる。

なので、黒紋服、黒留袖を作る(買うとき)は、
できる限り、いや無理してもいいものを買うように
とのことでした。

二つ目の教え、それは、黒の成り立ちからの教訓です。
絵の具をすべて混ぜ合わせると、黒色になる。
すべてを飲むこむものが黒色と。
黒色はすべてを包容する色であると。

なので人も、どんな人でも、
どんなことでも受け止められる
黒色のようになりなさいと。

黒色=受容、寛容性。
何でも受け止める。

そうした人には、
なかなかなれそうにありませんが、
黒色のような力強さ、パワーを持ちたいものです。

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