近所の弁当屋のお弁当が底上げで量が減る。ステルス値上げ、シュリンクフレーション。

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安くて知られている近所の弁当店。容器底上げでご飯、おかずが減る

ずっと物価が上がらなかった日本ですが、2022年、円安、原油高、ウクライナ戦争などなど、
様々な要因で、物の値段が上がっています。
そんな中、最近気付いたのが、安くて評判だった近所のお弁当屋さんのお弁当の量が減ったこと。
そう値段はこれまでと一緒なんですけどね。
久しぶりに買ったら、なんだかこれまでと違う。はっきりとわからなかったのですけれど、
家族が気付きました。容器が微妙に小さくなっていて、しかも底が上がっている。
その容器のおかげで、ご飯の量がこれまでより10%は減っているような感じ。
またおかずも一品は少なくなっている。(幕の内、日替わり)
値段は同じだけれど、量が減っている。実質的な値上げですが、こうした値上げを「ステルス値上げ」
と呼ぶんだそう。

ステルス値上げとは。多いのは容器の変更

ステルスとはレーダーにその存在を探知されにくい機能を持つ戦闘機システム。stealth《ステルス》。
ひそかな[内密の]行為という意味ですが、この軍用機システムをさして使われることが多いですね。
そこから消費者にわかりにくい、発覚しにくい値上げを「ステルス値上げ」と呼ぶようになりました。
上にあげたお弁当の容器を小さくする、底上げするというのもその一つ。このように容器を変えて、
容量を少なくするという方法はよく使われているようです。(清涼飲料水、ヨーグルトなど)
容器、包装は同じで個数を少なくするというのもありますが、これは個数が少ない場合、
消費者に気付かれやすいですね。
長らく同一価格を保っていて、ついに2022年値上げをした「うまい棒」。これまでは、長さを変えて、
値段を据え置いていたのですが、それでも調整できなくなり、ついに値上げをしました。この長さを
変えるという方法も、自分は気付きませんでした。
ついでによく食べていた某メーカーの竹輪。ずいぶん前ですが、長さが短くなっていたのですが、
自分はわからず。母が短いと気づきました。
どうやら自分はこうしたステルス値上げに気付きにくい消費者のようです。
「ぼーっ」と生きているからかなー。

アメリカでは「シュリンクフレーション」という言葉が生まれた

日本以上に物価が上がっているのが欧米。アメリカ在住の友人によれば、10%なんて当たり前で、20%とか30%という単位で値上がりしているそう。かなりの物価高に悩まされているみたいですね。
(安くて人気のあった屋台のベトナム風チャーハンが一気に30%の値上げ)
こちらも日用品、食料品などが上がっています。
そうした中、数多くのメーカーが、例えば、飲料などの容器を絞って容量を減らすという方法で
「値上げ」をしています。微妙な差なので気がつかない消費者も。
まさに日本でいうステルス値上げですが、こうした現象を、「shrink縮小」と「inflationインフレ」の造語で「シュリンクフレーションShrinkflation」と呼ぶようです。
「ステルス値上げ」「シュリンクフレーション」といった方法を、売り手側がとるのは、値段を
上げると、明らかに売り上げが落ちると経験的にわかっているから。それより値段を据え置き、
量を減らして実質的な値上げをする方が、売り上げの落ち込みが少ないからなんですね。
なので消費者は、そうした売り手側の策略にだまされないように、しっかりと容量を把握して
おくことが大切ですね。




プロフィール
この記事を書いた人

35年以上にわたり、放送(TV、ラジオ)業界、イベント制作に携わる。
30年余り、放送関係の専門学校講師を勤め、企画書、台本の書き方を
教える。10年余りホテルの食に関するHPの制作、コンサルタントも、
行う。新聞は小学4年生から読み始め、多い時には13紙を愛読。現在は朝、毎、読、日経、日経流通、日経産業、産経、東京、日刊スポーツの
9紙を購読。取引先、図書館で地方紙、専門紙、雑誌もチェックする。
ブログ「トクダス」
https://nikitoki.blog.ss-blog.jp/
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